紀三井寺(西国第2番札所)

河内長野市の紹介と写真作品集”かわちながの” 西国第2番札所 紀三井寺

紀三井寺から見た和歌浦湾、行き交う船やきれいな夕景が見られます。


ご詠歌


西国第2番札所 紀三井寺のご詠歌

交通(最寄り駅など)

JR紀勢本線「紀三井寺」駅から徒歩。車の場合はお寺近くのお土産屋さんの有料駐車場を利用。

紀三井寺の参拝道

紀三井寺の境内

 お寺の門前のお店を見るとワクワクします、訪れた時は少し閑散としていましたが参拝者の中に外国人が目立ちました。


西国第2番札所 紀三井寺
西国第2番札所 紀三井寺の階段
西国第2番札所 紀三井寺の階段

楼門をくぐると急な階段があります、女厄除けの33段・男厄除けの42段・還暦厄除けの60段と続きます。

この石段で昔、”紀三井寺へお参りしたい”という母親を息子が背負って登る途中、鼻緒が切れて困っていました。
 そこに通り合わせた娘が鼻緒をすげ替えたことが縁で2人は結ばれた という話が残っているため、この石段を”縁結びの石段”とも言うそうです。

西国第2番札所 紀三井寺の遠景
西国第2番札所 紀三井寺の清浄水

石段の途中に”紀三井寺の三井水”の一つ清浄水というのがあります、他にも楊柳水・吉祥水があってこの3つの井が紀三井寺の名の由来と言われるとのこと。(日本名水百選の1つ)

←石段を登り続けてふと振り返ると海が見えました、上まで登りきって紀三井寺の休憩場からは上のタイトル写真のような海の風景が見えます。

紀三井寺の多宝塔

西国第2番札所 紀三井寺の多宝塔

多宝塔(重要文化財)

海の見える場所は台風の風雨はすごいようです、このお寺のいくつかの建物は風害(台風など)を受けていて修復されています。
 この多宝塔も昔1441年の風害で1度倒れ、1449年に再建されますが、今度は昭和25年のジェーン台風によって大きな被害を受け修復されています。

紀三井寺の六角堂・鐘楼(重要文化財)

西国第2番札所 紀三井寺の六角堂

←六角堂
平成10年に修理完了とあるだけに新しく感じられます。

鐘楼(重要文化財)→
こちらも国・県・市などの補助で解体修理されている。

西国第2番札所 紀三井寺の鐘楼

紀三井寺の境内に桜がありますので、桜の季節は大勢の参拝者で賑わいます。
 ただし紀三井寺の桜は早咲きですので注意が必要とのこと、あの松尾芭蕉もここの桜を見ようと高野山からここまでやって来たのですが、桜の時期は終わってしまっていて”見上ぐれば さくら しもうて 紀三井寺”と詠んで残念な思いをしたそうです。


 また石垣に使われている石はこのあたりの特徴ある石で、薄くスライスしたような石が積まれています、見た感じ那智黒とは違って青く涼しげな硯に加工出来そうな石です。

紀三井寺の本堂

西国第2番札所 紀三井寺の本堂

ご本尊の十一面観世音菩薩(重要文化財)がまつられています、1000年以上前の770年に創建されたと伝えられ、それからたびたび建て替えられているそうです。
 紀三井寺を開創した為光上人は長安の僧で仏教を伝えるために渡来したと言われます。


 軒の組み物や特に彫刻が良かったです、竜頭の彫刻は下から見ているのでお顔がよく分かりませんでしたが、まるで昼間はこの本堂の軒に潜み、外を警戒して頭だけ出して周りを見ているかのようです。

紀三井寺の弁財天堂

西国第2番札所 紀三井寺の弁財天堂

 弁財天堂へつづく道、案内板にもありましたがところどころの階段が崩れていてちょっと危ない道です。
 また夜間は通行禁止とありましたが、夜にここをあがるのは足元の他にも恐いものがたくさん出てきそうです。


 本堂より高いところなので、より見晴らしのいい景色を期待しましたが木が茂っていてちょっと残念でした。
 登りも急で大変でしたが下りも気をつけて降りなければ大怪我をしそうです。

紀三井寺の境内

西国第2番札所 紀三井寺

 再び紀三井寺の本堂まで戻ってきました、休憩場では自動販売機も売店もありますので、ゆっくり休憩できます。


 訪れたのはもう9月下旬でした、ジュースを飲みながら海に浮かぶ船を眺めていると気持ちよさそうに見え、まだここには少し夏が残っているように思いました。

紀三井寺の門前町

西国第2番札所 紀三井寺

 個人的な話ですが昔 親戚がこの近くに住んでいて、私が小さい頃はよくこの紀三井寺に参拝しました、だから今回とても懐かしかったです。


 私は大阪府育ちですが、もしかするとこの辺の思い出のほうが多いかもしれません。

紀三井寺