湧出山 岩 湧 寺(融通念佛宗)

バス停:神納からの道(徒歩)

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岩湧寺は文武天皇の勅願寺です。


境内の説明によると、


 本堂は市指定の文化財で江戸時代初期の建立、本堂内の厨子は室町時代後期のものだそうです。
 また、多宝塔は国の重要文化財で天文年間(室町時代1532−1555)の建築であり、多宝塔の本尊である大日如来坐像は桧寄木造高さ88.7cmの金剛界像で平安時代末期のもので国の重要文化財です。
 同じく塔内の愛染明王坐像は市指定文化財で鎌倉時代の作です。


境内には”千手の滝”と”不動の滝”の二つの滝があります。(左の写真)
龍伝説によるとここ”臥龍洞”に昔は龍が住んでいて周辺の人を苦しめていました、そこで岩湧寺の僧侶がこの龍を懲らしめ、退散させたと伝えられます。(右の写真)
お寺の周りにも秋海棠(シュウカイドウ)が花を咲かせます。


足元に注意して周りを捜すと、きっと他の山野草が見つかると思います。
 先の境内の説明によると樹齢400年以上の立派な杉林で、昔この岩湧山には天狗がいると言われていたそうです。
 写真の”のぼり”と木を比べて下さい。