夏の岩湧山(新日本百名山)

夏の岩湧山

 春・秋・冬のそれぞれできれいな風景が広がる岩湧山の山頂ですが、夏はどんな姿を見せてくれるか楽しみにして熱中症にならないように注意して登ってみることにしました。

( ここの写真は2008年の夏に撮影しました。 )

猛暑の神納バス停から四季彩館への道

夏の岩湧山

 猛暑対策として朝早い時間に岩湧山へ出発したこの日でしたが、午前中で すでに30度を超えていたと思います。

 気温の高さもきついのですが、いつもよりたくさんの量の飲料水を持っていったので荷物も重く大変でした。

 でも前回の夏の岩湧山登山では、暑さにバテて岩湧寺までしか行けなかったので今回は頂上を目指してがんばりました。

紫陽花

 岩湧山を登る道の途中で見つけた紫陽花。

 ちょっと暑さに負けて花が若干しおれていましたが、きれいに咲いていました、”でんでんむしがいたら絵になるのに”と思って探しましたが・・・、いませんでした。

花?それとも果実?

これは花?それとも果実?

岩湧山の登山道(四季彩館の手前)

 岩湧山を登るにつれて、太陽も気温もどんどん上がり木陰を歩くのですが、湿度も高く登るのがきつくなってきます。

岩湧山の登山道(四季彩館の手前)の脇を流れる川

道の脇を流れる川、夏の時期に川の近くに行くとアブが多いので注意!!

岩湧寺の紫陽花

岩湧寺の木陰で咲く紫陽花。

 猛暑の中を何度も休憩して神納バス停から歩くこと2時間くらい やっと岩湧寺に到着しました、岩湧寺で出迎えてくれたのは木陰で暑さに負けず しおれずにきれいに咲いていた紫陽花でした。

岩湧寺の木陰で咲く紫陽花。

 杉木立の中で咲く紫陽花がとてもきれいです。

岩湧山の登山口付近と登山道( きゅうざかの道 )

強烈な日差しに照らされる登山道。

岩湧山の登山口付近、「やさしい木漏れ日」とは ほど遠い強烈な日差し、影から日向に出るのには勇気が必要なほどです。

木の葉も貫く強烈な日差し。

登山道に入っても強烈な日差しは、それを遮るはずの木の葉も貫いて降り注ぐ。

岩湧山山頂は強烈な夏の日差しから逃げ場が無い。

岩湧山の山頂

 岩湧山の登山道のほとんどが木に覆われていましたので木陰の中を歩いてきましたが、山頂近くに行くと影はまったく無く、強い日差しで体温は急上昇!!
 そんなに永くは山頂に滞在できませんでしたが、空の青さとカヤなどの葉の緑がとても印象的でした。


 金剛山とは違って、頂上に売店等の逃げ場所がありませんので熱中症に注意する必要があります。

 あと雷にも注意!!(携帯ラジオに雑音が入り始めたら警戒!)

岩湧山の山頂

 やはり夏の岩湧山の山頂にはカヤが道を覆うほど生い茂っていて、カヤの葉やつる性の植物に足や装備品が引っかかって転倒しそうになりました。
 とにかく暑い!!、頂上のベンチで少し休憩するつもりでしたが、あまりに暑いので影がある所までノンストップで戻ることにしましたが・・・。

岩湧山の山頂のつる性の植物
岩湧山の山頂にいた蝶。

 強烈な日光に打ちのめされてダウンして座り込みました、するとそこにたまたまいた蝶。

 わずかにできたカヤの葉の影で少し休息して体温を下げるつもりでいましたが、なかなか下がらないので10分くらいこの場所にいました、蝶も暑いのか私のそばで動かずにいました。


 あと去年の秋にこの岩湧山の山頂に来た時はバッタがたくさんいましたが、なぜかこの時は見かけませんでした。

あまりの暑さに退却。

 持って行った飲料水も残り少なくなってきたので、この日は下山することに。
 しかし下山の途中で夕方ということもあり高度が下がってくると吸血の虫たちが私の体の周りを数多く飛び始めます、まるで戦艦を攻撃する戦闘機のように飛び回り、殺しても殺してもどこからともなく集まってきます。

 この日はこれらの虫と格闘しながら下山し、縁結びの地蔵様に挨拶をして帰りました。

今回出会えた岩湧山のその他の花たち。

時期が遅かったので、ササユリには出会えませんでした。

ヤマユリ 岩湧山のその他の花たち 岩湧山のその他の花たち

ヤマユリ
”行司河原分岐”付近

???(うまそう!でも先客に蟻)
”行司河原分岐”を少し登った所

???
岩湧寺付近

ホトトギス キイチゴ? キキョウ

ホトトギス
急坂の道

キイチゴ?
岩湧山の山頂

キキョウ
岩湧山の山頂


夏の岩湧山(新日本百名山)