秋の岩湧山(新日本百名山)

秋の岩湧山

 四季のそれぞれできれいな風景が広がる岩湧山の山頂、秋は山頂一面に広がるカヤの穂がまるで海の波のように風に揺れます。

( ここの写真は2009年の秋(10月)に撮影しました。 )

神納バス停(出発の地)付近の田んぼも秋の収穫期。

神納バス停(出発の地)付近の田んぼも秋の収穫期。

 神納バス停に到着して周りの田んぼを見ると黄金色の稲の穂が垂れ下がり、収穫期を迎えているようでした。


 神納バス停から徒歩で登り始めます、道が狭いので車に気を付けて歩きますが、家族連れの車が何台も私を抜いていきました。
 やはりこの時期の岩湧山は人気があります。

道のそばを流れる川

道のそばを流れる川

 訪れた日(台風の後だったので)はいつもより水量が多くて、大きな音を立てて流れていました。

夏と秋の攻防

ふもとは、まだ緑濃い。

 田んぼは収穫時期でしたが、ふもとはまだ緑が濃く夏の雰囲気が残っていました、でも登るにつれ少し木の葉の色も変わって秋の気配がしたように思います。 (やはり山頂から秋が降りてきているようです。)

登るにつれて、秋の気配が・・・。

登るにつれて、秋の気配が・・・。

四季彩館に到着。

四季彩館

 四季彩館に到着、秋は車で来る家族連れが多いこともあって四季彩館周辺の駐車場は満車状態でした。


 四季彩館でおトイレを済ませて、岩湧山山頂まで登っていきます。(大雨や台風が通過した後などは、歩こうとするコースの状態を四季彩館で確認してください。)

「きゅうざかの道」とダイヤモンドトレールの合流地点。

「きゅうざかの道」とダイヤモンドトレールの合流地点。

 「きゅうざかの道」とダイヤモンドトレールの合流地点です、左の写真で言うとここを直進(「きゅうざかの道」を登ってきた場合は、ダイヤモンドトレールを右に進みます。)して、この先にある階段を下りると、トイレがありそこから岩湧山の山頂とカヤ場まではすぐです。

岩湧山のカヤ場。

岩湧山のカヤ場。

 春と秋の岩湧山は人が多く、賑やかです。

 カヤ場を通る道は狭いので人とすれ違う時は注意が必要です、以前 春に来た時にガラス・金属片がカヤの茂みの中に落ちていたのを見ましたので、カヤを傷めないようにするためにも あまり道から外れてカヤの中に入らない方がいいです。


岩湧山のカヤ。

岩湧山のカヤ。

岩湧山のカヤ場。
きれいな色の空。

 天候にもよりますが、岩湧山のカヤ場の上に広がる空もカヤと同様にとてもきれいな時がありますので、空にも注目してみてください。


きれいな色の空

岩湧山の上に広がる空。

ハバヤマボクチ。

ハバヤマボクチ。

 カヤに混じってハバヤマボクチがいます、以前より数が増えているような気がしました。


ハバヤマボクチ。

岩湧山山頂からの遠景。

岩湧山山頂からの遠景。

 岩湧山山頂から大阪方面や神戸方面が見渡せます(関西新空港も見えます)、とてもきれいに見える時があるので その時は感動します。


岩湧山山頂からの遠景。

夕方になると空の色もきれいです。

カヤの茂みの中で、ひっそりと咲いていたリンドウ

リンドウ。

 岩湧山のカヤの茂みの中で、ひっそりと咲いていたリンドウです。


 岩湧山の山頂では、夏にキキョウの花も咲きます。

この日は日没が迫り、下山。

 日没が迫り下山することに、秋は日没が早いので早めに下山した方がいいです。(「きゅうざかの道」も「いわわきの道」も森の中を歩くので暗くなるのが早く、暗くなるとライトが無ければ大変危険で歩けません。)

 また登りの間は暑かったのですが、山頂に着き日没時間が近付くにつれて気温が下がりました、上に羽織れる服を必ず持って行くようにしてください。

秋の岩湧山(新日本百名山)